日々の生活の中で「やることが多すぎる!」とストレスがたまりますよね。
家事、育児、仕事に追われ、ストレスが溜まりやすい状況に身を置くと、心身ともに大きな影響を受けるものです。
特に忙しいママたちは、そんな日々の負担を軽減したいと感じているでしょう。本記事では、ストレスを軽減しながら、心の余裕を取り戻すための5つの方法をご紹介します。
やることが多すぎる!出てくるストレス症状は?
忙しさに追われていると、次のようなストレス症状が現れることがあります。
• 気持ちが沈みがち
• イライラしやすくなる
• やる気が出ない
• 集中力が低下し、注意力が散漫になる
• 楽しいことにも興味が持てなくなる
• 理由もなく悲しくなることがある
このようなネガティブな思考が増えると、冷静な判断が難しくなります。喧嘩も増えるし、将来について考えることもできません。
それでも多くの人が忙しさに慣れてしまい、常に「やらなければならないこと」を抱えている状態です。
特に育児中のママにとっては、日々の「名前のない家事」や処理しなければならない事務的なことが山積み。
少しでも上手にタスクを減らし、心の負担を軽減するための対策をご紹介します。
忙しいときにストレスを減らす5つの方法
毎日のやることやストレスを減らすために、以下のような方法があります。
1. 優先順位をつける
2. 家族の協力を求める
3. タスク管理ツールを活用する
4. 時間のブロック化する
5. 「やらないことリスト」を作る
1. 優先順位をつける
まずは優先順位を決めましょう。すべてを完璧にこなそうとするのは無理があるため、どこかで妥協が必要です。
たとえば、「家事の優先度チェックリスト」を作成し、自分にとって重要なタスクから取り掛かるのがおすすめです。
優先度S
・家族の食事準備
・洗濯
優先度A
・掃除
・自由時間
優先度B
・トイレ掃除
とにかくSランクだけ終わらせて「あとは後回しでOK!」と自分ルールを作ると楽です。
時間とエネルギーを効率よく使うためにも、「優先順位をつける」ことや「無理しない」という意識でいきましょう。
全力で楽してください!無理は禁物!
2. 家族の協力を求める
完璧主義な方は、どうしてもすべてを自分でやり切ろうとします。でも、家事や育児は一人で背負うものではない、というのが持論です。
周りの人と支え合って当たり前、無理な日は無理しないのが当たり前、ストレスが溜まったら休むのが当たり前でいきましょう。
パートナーや子どもと役割を分担して、お互いが協力しやすい体制を作ることが大事です。
たとえば「食事の後片付けは夫が担当」といったように、家族みんなで日常のタスクを分担することで負担が軽減されます。
やることが多くストレスが溜まってる状態なら、家族で分担や育児サービス利用など話し合う時間をまずは作ってみてください。
3. タスク管理ツールを活用する
「やることが多すぎる」と感じたら、タスク管理アプリなどを使って「やること」を可視化しましょう。
「頭で覚えておく」はストレスになるので控えるようにします!
タスク管理におすすめのアプリは以下。
- Google ToDo リスト
- Notion(ノーション)
- Trello(トレロ)
- Todoist(トゥドゥイスト)
- Focus To-Do(フォーカストゥドゥ)
- TickTick(ティックティック)
達成したタスクが見えると充実感も得やすくなります。
難しい場合はスマホのメモ帳やラインのメモ機能を使って、簡単に記録するだけでも十分。自分に合った方法でタスクを管理し、少しずつ達成感を得ることでストレスも軽減されます。
4. 時間のブロック化する
「朝・昼・晩」のように時間帯ごとに作業をブロック化し、効率的にタスクを処理するのも効果的です。
たとえば、朝は頭を使うタスクを優先し、夜はできるだけ休息に充てるといった方法で、時間にメリハリをつけることができます。
スケジュール管理が苦手な方は、ざっくりでも大丈夫。自分の状態を俯瞰してみることで、仕事がしやすい時間、休みたい時間が明確になりますよ。
5. 「やらないことリスト」を作る
「やらない」と決めることも、時には必要です。「やらないことリスト」を作り、本当に大切なタスクだけに集中するのも効果的です。
たとえば、「週末の料理は簡単に済ませる」「おかずがない日は冷凍食品に頼る」といった方法で、無理せずやるべきことを絞りましょう。
心の余裕を持つためにも、「無理しない」「時短家事」を意識して、タスクを選択することが大切です。
やることが多すぎる状態は、メンタルにも良くないので注意してください。どんどんやらないことを決めちゃいましょう。
タスクを具体的に減らすためのヒント
どうしたらタスクや、やることを減らせるのか?具体的には以下の方法がおすすめです。
• さきに自分時間を確保する
• 同時進行するタスクを制限する
• 優先度が低いものはやらない
さきに自分時間を確保する
やることに追われないよう、さきに予定を組むのが一番早いです。大切な時間をなにに使うのか、考える時間を確保します。
意識的に自分のための時間を確保することで、ストレスに耐える余力が生まれます。
仕事の納期に余裕をもつように、自分の毎日のストレスにも余白を作っておきましょう。
同時進行するタスクを制限する
とくに女性はマルチタスクが得意といわれますが、一つに集中できない分スピードが出せません。仕事に全力で育児にも全力、家事掃除まで完璧にこなすのは大変ですよね。
ただ、一つに集中できると効率が上がり、心に余裕が生まれます。
毎日やることをあえて制限すると、やることが多すぎるストレスを避けることができます。
優先度が低いものはやらない
優先順位を意識すると、人生の進むスピードが上がります。
たとえば毎日SNSのチェックや、モヤモヤと悩んでる時間など、無駄に感じる時間がどうしても生まれます。怠けたくなるのが人間だから、たまには仕方ない。
でも、すこしでも今より改善したいなら、タスクの断捨離が必要です。
取捨選択の勇気を持ち、自分にとって本当に必要なことに集中できると、毎日がさらに楽しく充実していきます。
無理せず、ストレスと向き合う工夫を取り入れよう
日々のやることを整理し、心に余裕を持ってストレスと向き合う工夫を取り入れてみましょう。
すべてを一人で抱え込まず、周囲と協力しながら負担を分散することで、忙しい日々でも心の平穏を取り戻すことができます。
小さな工夫から始めて、少しずつ自分のペースで進めてみてください。